大好きなこと

「電車が大好き!」、という男の子に会うことが多いです。

「幼稚園の頃は、一人で電車の図鑑を読むことが大好きだった」、「プラレールを一列に並べて遊んでいることが多かった」、そんなエピソードをお聴きすることもあります。

 

私は、「大好きなことがある」ということは大切なことであると思うのです。この「大好きなこと」が、「こだわり」と言われることもありますが。

「大好きなことがある」、これは支援者にとっては「支援のてがかり」となります。「大好きなこと」を媒介として、コミュニケーションを深めることができます。また、大好きなことを活かした教材を準備することもできます。

 

小学生以降の学びを深める時期にも、この「大好きなこと」を活かして学びの幅を広げることができます。

例えば、電車であれば、「時間」、「駅名の読み」、「地図」、電車を使った「数の学習」、学びを広げることができるのです。

 

ぜひぜひ、大好きなことを見つけてあげてください。

そこには、子ども達の可能性を広げるヒントが必ずあるはずです!