ランドセルの中身、確認されていますか?
「学校の準備は、子どもに任せています」、そんな家庭も多いかもしれません。
私は、定期的にランドセルの中を確認してほしいと思っています。
確認してみると、「ランドセルの底にプリントが押しつぶされている」、「ランドセルのポケットに汚れた靴下や下着が入っている」、そんなことがあるかもしれません。
また、筆箱を確認してみると、「鉛筆がへし折られている」、「消しゴムが刻まれてボロボロになっている」、「最近、買ったばかりの文房具がなくなっている」、そんなこともあるかもしれません。
国語や算数の教科書、ノートも確認されると良いです。「乱雑に取り扱って教科書が破れている」、「落書きがいっぱい」、「ノートを書けていない、字が雑で内容が書いている分からない」、そんなことがあるかもしれません。
子どもの持ち物を確認してみると、発達的な困り感、学校生活での困り感を把握することができます。
ただし、ランドセルや持ち物を確認した後、子どもを叱ることは避けましょう。お互いがぶつかり合うことほど、無駄で何も生み出さないことはありません
定期的に親に確認してもらうことで、持ち物が整う、自分では整理できなかったことが整った、という体験を重ねてほしいです。自分一人ではうまくできないことは、助けてもらえば良いのです。
週末、ぜひ、ランドセルを確認してみましょう。
困り感だけでなく、子どもが頑張っていること、子どもの良い所も見つかるかもしれませんよ。